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新春 あつぎの風景 市内各所の”初”を写真で紹介

社会

公開:2018年1月12日

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 厚木神社には多くの初詣客が訪れた。大晦日の午後11時過ぎから列ができはじめ、紅白歌合戦が終わるころには人出は増す一方に。日付が変わり1日の午前3時には、神社正面の鳥居を超えて列は150mほどに伸びた。

 初詣に合わせて、大晦日の夕方から元日の夕方にかけては横幅2m30cmの賽銭箱が登場。切なる願いを賽銭に託し、手を合わせる人の姿が続いた。

 消防出初め式が1月7日、荻野運動公園で開催された。町火消しの文化を受け継ぐ古式消防保存会が、まとい振り込みやはしご乗りを披露。高さ6mのはしごの上で繰り広げられる華麗な技に、集まった約3900人の視線が釘付けになった。

 初春を告げる黄色い花弁から芳香が漂う、市内飯山の「ローバイの丘」=写真右。みどりと清流のふるさと創造委員会が植栽したもので、飯山温泉入口の庫裡橋を渡り右折し、金剛寺の本堂前の階段を左手に上がると、見ごろを迎えた約50本のロウバイが出迎える。

花の市場、うごく 南関東花きで初市

 株式会社南関東花き園芸卸売市場で1月5日、今年最初の切り花のせり「初市」が開かれた。

 午前7時前、集まった92人の買参人を前に、小野吉一社長をはじめ社員一同が並び新年の抱負を発表。その後生産者が満を持して出荷した、新年最初の花を高々と手に掲げたせり人7人が並び、せりが始まった。スイートピーやバラ、ガーベラにチューリップなど、色とりどりの花々に買参人の視線が集中した。

 この日のせり人でもっともベテランの古江英夫さん(45)=写真左=は、「初市は、四半世紀以上経験しても気持ちがピンとしていいものです」と充実した表情を浮かべた。せり人を務めるようになり5年ほどの立岡亮さん=写真右=(37)は、高知県産のユリやグロリオーサなどの販売を担当。「毎回気持ち新たにこの場所に立つが、あっという間にせりが始まり、心の準備に追われます」と語った。

 この日市場で取引された花は39万1721本。今後は、彼岸桜や啓翁桜などの桜や、ヒヤシンスなどの出荷が増えてくるという。

自身が「好きな花」と話すトルコキキョウを手にする古江さん
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アルストロメリアをせりにかける立岡さん
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せり人の指先に視線が集まる
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