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市民が手入れ、街なかのオアシス 憩いの場を彩る「花咲き案内人」

社会

公開:2018年2月9日

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 公園や幹線道路の脇などの花壇で見かける「花咲き案内人」の札。厚木市公園緑地課によると、これは2003(平成15)年度にスタートした、市民が自主的に花を植え、育成するボランティア活動を支援する取組み。市は花苗や肥料の購入費用等を補助する。参加団体は開始当初の11から、昨年12月時点で64にまで増えた。

 彩りのよい植栽が目を引く、本厚木駅近くの中町公園に記された案内人名は”西仲福寿会”。中町と田村町、栄町在住の60歳以上の参加者62人からなる団体で、春と秋の年2回、花の植え替えや草取りなどの手入れを行う。

 現在ノースポールやプリムラ、丸葉ハボタンなどが咲きそろう花壇をデザインしたのは、岩崎種苗(株)でグリーンアドバイザーを務める岩崎芳子さん。福寿会の末武昭行会長らが頼りにする”相棒”だ。人通りと利用者が多い公園の立地を考え、岩崎さんは「街なかが花で明るくなるように」と、毎回デザインを工夫。植え替え時の作業効率を考え、手作りのデザイン画も用意する=写真下。

 「以前は手間と時間がかかっていたけれど、10年近く一緒にやってきて、最近はあうんの呼吸になってきました」と岩崎さんが話せば、末武さんは「通りがかった人の、うわぁきれいだねという声がなによりもうれしくて」と返す。

 天気や日当たりに悩まされることもあるが、”励ましの声を心の肥料”に、憩いの場に癒しをもたらす。

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