▽今年で30年目を迎える「地域ボランティア依知の会」。依知地区でひとり暮らしをする高齢者の生活支援や、見守り活動などのボランティアが認められ、4月に緑綬褒章を受章した。代表の大塚繁さんは、「受章を聞いたときは、畏れ多くて頂いていいのか迷った。だけど、すぐに地域のみなさんの笑顔が浮かんで、光栄だなと。これからも頑張らないといけないね」と笑みがこぼれる。
▽依知の会は平成元年に、市のボランティア講座の受講生ら10人で発足。主な活動は、ひとり暮らしの高齢者支援のほか、老人ホーム・障害者施設でのボランティア、地域の子育てサロンの手伝いなど。地域での支えあい活動を、先駆的に実践してきた。「やりがいは、皆さんの喜ぶ顔。それが自分の力の源になる。喜んでもらえると嬉しいんだよね」。
▽「出来る事を、出来る人が、出来る時に」。これが会のモットーだ。「年に1回のボランティアでも良い。それが、会が長く続いている秘訣かな」とにっこり。現在、会員は27人。月1回の定例会には、毎回20人以上が参加するなど、出席率はすこぶる良い。しかし、発足30年の陰には、会員の高齢化の悩みもある。「若い人や男性にも入会してもらえるように会をアピールしないとね」。
▽「今後は、ひとり暮らしの高齢者だけでなく、高齢のご夫婦の支援もできたら」と思いを膨らます。社会から、より求められる地域での支えあい。地域の高齢者の笑顔のために、これからも活動は続いていく。
※活動に興味のある方は大塚さん【携帯電話】090・4427・2003へ。
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