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連載開始から10年 『続・あつぎの花めぐり』の執筆者、山口勇一さん

文化

公開:2019年1月1日

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愛用のノートはポケットに入るサイズ。うつむき加減や密集する植物をきれいに撮影するため、“レフ板”の役目を果たすアルミホイルを貼ったページがあった
愛用のノートはポケットに入るサイズ。うつむき加減や密集する植物をきれいに撮影するため、“レフ板”の役目を果たすアルミホイルを貼ったページがあった

 毎月1度不定期で、その時期に見られる野草を、生息地や特徴、名前の由来などに写真を添えて紹介する『続・あつぎの花めぐり』。2009年1月に始まった連載が今月、10周年を迎えた。

 執筆者の山口勇一さん(72)は厚木植物会の会員。続編は、病に倒れた初代『あつぎの花めぐり』執筆者の故・諏訪哲夫さんから、続投の打診を受けて始まった。2009年1月16日号で初回の掲載を見届けた直後の29日、諏訪さんはこの世を去った。

 愛川町田代生まれの山口さんは大学卒業後、中学の理科教諭に。「植物をもっと知りたい」と入会した、厚木植物会の前身・神奈川県植物史調査会県央ブロック時代から数えると、植物に親しみはじめて40年ほどになる。きっかけは、幼い頃の遊び場だった自宅裏山で、ひさびさに鼻先が捉えたクヌギやコナラの落ち葉の香り。以来暇があれば雑木林に足を運んだ。

 愛用のコンパクトデジカメを携え、家の周りはもとより丹沢山や相模川の河川敷などさまざまな場所に出かける。同じ植物でも四季によって違う一面が見え、「歩けばなにかしらの発見がある」。執筆時には自身の原体験や観察時の気づきなどを織り込むことを意識しているという。

 この連載をはじめ、自然観察のスポットやコースなどを1冊にまとめた本を先月上梓した。「まだまだネタは山のようにありますから」。11年目もよろしくお願いします。

真ん中が、2009年1月16日号の「続・あつぎの花めぐり」1回目の紙面。2018年12月現在で通し番号は181。「うっかり切り抜き忘れてしまったから」と、欠かさずスクラップしている読者からバックナンバーの要望があることも
真ん中が、2009年1月16日号の「続・あつぎの花めぐり」1回目の紙面。2018年12月現在で通し番号は181。「うっかり切り抜き忘れてしまったから」と、欠かさずスクラップしている読者からバックナンバーの要望があることも

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