活動報告 子ども虐待根絶!189(いちはやく) パパ・ママの代弁者 神奈川県議会議員 山口 貴裕
児童虐待根絶が叫ばれる中、厚木児童相談所の移転新築が決定実現しております。建設予定場所は厚木市水引の旧職員寮跡地の県有地です。
以前から厚木地区の県有施設の集約を本会議で問い、『厚木警察署の新築移転』と同様に、『厚木児童相談所の新築移転』も最重要課題として必要性を強く説いてまいりました。本会議の一般質問においても、厚木合同庁舎等を始めとする県の施設や、国の施設ほか、厚木市役所との合築等を提案。そして再度、厚木児童相談所の再整備について一般質問を行い、黒岩知事に強く説き、要望いたしました。
その結果、2019年に基本・実施設計、20〜21年に新築工事、22年の開所予定が決まりました。
厚木児童相談所はもともと児童相談所として建築された施設でないため、居住スペースや浴室、カウンセリングルームなどプライバシーに配慮し、子どもの心のケアにつながる休める空間が狭く不足しています。
虐待をはじめとする様々なデリケートな案件を取り扱うには劣悪な状況と言わざるを得ず、多くの関係者から一刻も早い新築の要望が寄せられておりました。それゆえに同相談所の移転新築は、朗報であり、この上ない喜びでもあります。
厚木市では、14年に市内のアパートで幼い男の子の白骨遺体が発見された事件や、16年12月に父親が生後1カ月余りの息子の頭を強く揺さぶるなどの暴行を加え約6カ月後に死なせた事件などが続きました。
その都度全国的な対策がとられてきたものの、最近も千葉県野田市で女児への虐待事件が起こるなど絶えません。
特に現代社会においては様々な難しい相談が寄せられ、対応が求められます。児童福祉司や相談員、指導員、心理司等の人員確保はもとより、質の向上、また「スクールロイヤー」の導入や警察との連携等の強化も必要です。
「虐待かも…」と思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号『189(いちはやく)』も創設されています。
これからも子どもたちの心に寄り添い、児童虐待根絶にさらなるハード面そしてソフト面の充実を図ってまいります。
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