市民協働で交通安全に取り組む社会の構築が急務 活動報告 『交通安全は厚木のまち文化』 厚木市議会議員 田口たかお
交通弱者を守るのは社会の責務
滋賀県大津市で車同士が衝突し、散歩中の保育園児ら16人が巻き込まれて死傷した事故。東京都池袋で87歳の男性が運転する自動車が横断歩道の歩行者などを次々と跳ね飛ばし、自転車に乗っていた親子が亡くなった事故。相次ぐ暴走車両による歩行者を巻き込んだ悲惨な交通死亡事故が後を絶ちません。
いずれも操作ミスや安全確認不十分が原因で歩行者に過失はない…。交通弱者と呼ばれる幼い子供や年老いた歩行者を交通事故から守るのは社会の責務です。
交通安全教育の徹底取り締まり強化を
わたくしはこれまで交通事故防止は交通安全教育の徹底と取り締まりの強化、さらには事故の起こりにくい道路環境の整備と訴え続けてきました。
厚木市は一連の事故報道を受け、市道交差点443カ所の緊急安全点検を実施。その結果、約6割の256カ所には車止めポールなど何らかの安全対策が施されているものの、187カ所の交差点が未設置でした。通学路や園児の散歩コースなどの優先度の高い交差点から早急な対応を求めます。国道・県道交差点についても点検は急務です。
また、市民の交通安全に対する意識をより一層高めるための取り組みが必要と考えます。家庭、学校、地域、職場ぐるみで交通ルールやマナーの遵守を徹底し、歩行者にやさしい運転が当たり前のまちづくり、悪質ドライバーは絶対に許さないという風土を根付かせるまで決してあきらめてはなりません。
わたくしは『交通安全は厚木のまち文化』といわれる社会を目指して、これからも全力で取り組んでまいります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|