厚木市、愛川町、清川村でも振込みが始まっている特別定額給付金。厚木警察署では、給付金絡みの詐欺に遭わないよう注意を呼びかけている。
「経済的な動きがある時は、それを利用した詐欺が出てくる」と同署。依然として被害が収まらない振込め詐欺などの特殊詐欺には注意が必要だ。厚木署管内の今年の特殊詐欺被害件数は５月末までで18件。被害額は約１５００万円（暫定値）。昨年比で被害額は減っているが、件数は増えている。なかでも多い手口が、銀行の暗証番号を聞き出し、実際に家を訪れキャッシュカードを騙し取るキャッシュカード受取型だ。
対策として同署では、「暗証番号を教えない、キャッシュカードを渡さないのが基本」とした上で、迷惑電話防止機能付の電話機の設置を推奨する。「犯人は声を録音されるのを嫌う。さらに、この家は防犯意識が強いというアピールにもなる」と効果を挙げる。
自治体で購入補助
３市町村では、迷惑電話の防止機能を持つ電話機の購入に補助金を交付している。各市町村で条件が違うので、詳細は各自治体に問合せを。
■厚木市／セーフコミュニティくらし安全課【電話】０４６・２２５・２８６５
■愛川町／住民課【電話】０４６・２８５・６９３７
■清川村／総務課【電話】０４６・２８８・１２１２
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広げよう支援の輪5月3日 |
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