神奈川工科大学(厚木市下荻野)とNTT東日本(横浜市中区)、NTTe-Sports(東京都新宿区)の3者は11月18日、eスポーツ分野の研究や教育、地域活性化推進に向けた連携協定を締結した。
先進eスポーツ研究センター設立
同大では、11月1日付けで「先進eスポーツ研究センター」(塩川茂樹施設長)を学内に設立。情報学部が中心となり、ICT(情報通信技術)や科学の活用によりeスポーツの価値を確立する研究所として、人工知能(AI)を使った戦略分析や、競技内容の配信遅延を防ぐ研究なども行っていく。
また、eスポーツのサークルを公認クラブに格上げ。現在、50人近くの部員が所属している。同部では、eスポーツの技術研さんに取り組むと同時に、イベント企画なども行う予定という。イベントは2021年11月の開催をめざす。
同大の小宮一三学長は、「本学は、最先端のIT技術を活用できる大学をめざしている。ITとゲームの融合は今後の発展がますます期待される分野。今後はeスポーツ関連で地域活性化につながる成果を出し、eスポーツ研究を主導する拠点になりたいと考えている」と、今後の抱負を述べた。
大学と協定は初
これを機に、NTT東日本とNTTe-Sportsは、eスポーツ事業のノウハウやICTを提供し、同大のeスポーツ関連の取り組みを支援していく。なお、両社が大学と協定を結ぶのは初めてという。
NTT東日本の中西裕信神奈川支店長は、「eスポーツの研究、教育、推進、ネットワーク、ICTなど、さまざまな分野で支えていきたい。大学の新たな魅力の創出、ひいては地域活性化に努めていきたい」と話した。
今後は、先進eスポーツ研究センターを中心に、eスポーツ技術の向上、イベント実施などを進めていく。
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