相談に応じる保育士
厚木市子育て支援センターは２月17日から同センターの保育士が公園を訪問し、現地で親子と会話をする「子育て・気楽に相談パーク」を開始した。
これは、コロナ禍で育児に励む保護者のストレスを解消し、児童虐待防止や良好な子育て環境の推進につなげることが目的。
厚木中央公園とあさひ公園で実施
相談パークの場所と曜日は、水曜日が厚木中央公園（寿町３丁目２）、金曜日があさひ公園（旭町１丁目22）。同センターの保育士２人が遊具付近で相談に応じてくれる。滞在時間は午前10時30分から１時間程度。雨天・荒天時は実施しない。
17日と19日にそれぞれの公園で実施され、１、２歳の未就園児を中心に多くの親子連れが遊びに訪れた。中には、普段からサロン室「もみじの手」の利用者もおり、サロン室で受けているような相談も多かったという。
公園を利用する親子の急増踏まえ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言延長により、子育て支援センターは３月７日まで、相談業務等を除く、サロン室もみじの手、移動子育てサロン、育児講座、託児室、屋内広場などの利用者が集まる事業を休止している。
相談業務は、昨年５月から「子育て・気楽に相談ダイヤル」を設置し、コロナ禍における育児相談に応じているものの、電話などで自ら相談できない人に対し、同センターからアプローチする相談業務として、新たに開始した。
サロン室や公共施設の利用休止により、公園に集まる親子が多く見られるようになったことからスタート。同センターでは、「公園で遊んでいる親子に、『支援センターです』と言って、声をかけています」と話す。また、「公園を訪れている保護者が、気軽に育児相談などができれば。エプロンが目印なので、公園で見かけたら気軽に声をかけてください」と呼びかけている。
なお、同事業は３月７日までを予定している。
問合せは厚木市子育て支援センター【電話】０４６・２２５・２９２２へ。
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