小学校を卒業した地域のラグビー選手らに競技継続の場を提供しようと、東海大学らがサポートする「西湘ラグビースクール」(SRS)がこのほど設立された。大学ラグビーの強豪、同大「シーゲイルズ」や同チーム支援組織が参画し、厚木や小田原、秦野、平塚の中学生が「シーゲイルズジュニア」(愛称)として活動をスタートさせた。
県央や県西のラグビースクールに通う児童はこれまで、中学生になると「合同チーム」で練習や試合に参加していた。流動的だった組織整備と生徒の活動充実を目的に立ち上がったSRS。シーゲイルズの現役コーチで、ラグビートップリーグでも活躍した津田翔太氏が監督を務め、4月から練習が始まっている。
4月25日には平塚市の土沢多目的広場で関係者らが参加した開校式が行われた。高橋敦朗SRS校長は「ようやく中学生選手の受け皿が出来た。シーゲイルズジュニアとして志を持ってラグビーで成長してほしい」とあいさつ。津田監督も組織設立の感謝を語った後、「1期生とラグビーができるのが楽しみ。皆で殻をぶち破っていこう」と選手に呼び掛けた。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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