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ZOOM UP 「美味さ」で伝える村の魅力 清川ミートファクトリー 松田桂一さん

社会

公開:2021年5月21日

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地域おこし協力隊から起業した松田桂一さん
地域おこし協力隊から起業した松田桂一さん

 ▽地域おこし協力隊として清川村で活動してきた松田桂一さんが、村産豚肉の恵水ポークを使ったウインナー等を製造する「清川ミートファクトリー」を起業。4月29日に村内煤ヶ谷の「道の駅清川」や、厚木市恩名の「青空と大地 食の市」などへ初出荷を行った。

 ▽地域おこし協力隊は、過疎化地域外から人材を誘致し、新たな発想や能力で地域活性化を図るもの。松田さんは2018年に東京都大田区から清川村に移住した。前職の広告代理店では主にイベントの企画運営などを行っていたが、趣味のフライフィッシングで清川村に馴染みが深く、地域資源の活用に意欲を持ったことがきっかけだった。様々な活動を経て、特産品開発として恵水ポークを使ったソーセージやベーコン作りを行ってきた。

 ▽「清川村に来て、恵水ポークと出会って、豚肉の良さを改めて発見した」という松田さん。伸び伸びとした環境と澄んだ水で育った恵水ポークについて「ジューシーだけど、脂のしつこさがなく、甘い」と絶賛する。惚れ込んだ豚肉に村内産の素材を練り込み、丁寧に仕上げたソーセージは試食会でも好評。初出荷のラインナップは人気の高かったあらびき、ニンニク、唐辛子、山椒の4種類。そして、厚切りのベーコンはあえて脂の部分を多く残しているのがこだわりだ。「とにかく脂の質が違う。何よりもこの脂を味わっていただきたい」と身を乗り出して魅力を語る。

 ▽現在、松田さんのソーセージとベーコンが出荷されているのは、「道の駅清川」と「食の市」、煤ヶ谷のレストラン「四季Quattro」、宮ヶ瀬の「カフェワイルドチキン」の4カ所。本格販売前に「2019年度日本IFFAコンテスト」ソーセージ部門で金賞を獲得するなど話題となっていただけに、各店での販売も好評だという。今後は、季節限定の味やお中元用のセット商品、ふるさと納税の返礼品を目指す。松田さんは「新たな特産品として定着することで、村の魅力を多くの人に知っていただけたら」と目を細める。商品について詳しくは道の駅清川【電話】070・1316・9184へ。

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