6月議会報告 8050問題を質す 厚木市議会議員 無会派 後藤由紀子
前号に続き一般質問の内容を報告いたします。
【3】「8050問題」とは
ひきこもりをされている50代の子と80代の親が生計を共に生活をしている状況を言います。本市の相談件数を確認すると平成28年から令和2年にかけて20から25世帯と言う一定数の相談がある事が分かりました。福祉部長より市の自立支援の成功例を伺いました。
保健所・住宅管理会社・障害者相談センター・病院・警察などの関係機関との連携で3年3カ月をかけて障害者就労継続支援事業所への雇用が決まった事例です。厚木市には、神奈川県央地域若者サポートステーション(通称サポステ)と呼ばれる厚生労働省と県が委託事業をしている相談窓口があります。サポステは就労支援窓口なので、そこに至らない方たちの支援は福祉の役割であると伝えました。
【4】パートナーシップ制度(婚姻に準ずる制度)について
現在の進捗状況と誰のためのどのような制度かを確認しました。厚木市は「かながわにじいろトーク」という県の事業の開催地でありながら、パートナーシップ制度を導入していない唯一の市であり、県内で人口20万人以上の自治体で、この制度を取り入れていないのは、本市の他に平塚市だけです。この制度があることが全ての性的マイノリティに勇気と希望を与えることにつながり、制度をつくることが一般企業や市民への啓発につながると訴えました。「パートナーシップ制度」については次回具体的に触れます。
8月で議員になり任期の半分を折り返しました。本日は厚木市議会第5回会議です。引き続き市民の皆さまの声を市政に届けて参ります。
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