神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

愛川町郷土資料館 戦争を学ぶ 8月31日まで企画展

文化

公開:2017年8月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
展示写真の一枚「演習終了後 教え子と共に」資料提供/愛川町郷土資料館(田原聖司氏寄贈)
展示写真の一枚「演習終了後 教え子と共に」資料提供/愛川町郷土資料館(田原聖司氏寄贈)

 終戦の日を前に愛川町郷土資料館では現在、企画展「戦争の記憶―戦後72年―」を開催している。

 同展は、悲惨な戦争の史実を風化させず、ふるさとの先人たちが体験した戦禍と、そこからの復興の歩みを知ってもらおうと企画された。 

 展示の中心は、愛川町中津にあった相模陸軍飛行場で操縦教員を務めた田原全由(かずよし)氏の旧蔵写真を紹介するコーナー「田原全由氏のアルバムより」。

 演習機をバックにした田原氏や、教え子たち、訓練風景など、当時の相模陸軍飛行場の様子を克明に写している。また、操縦教員に就く以前の田原氏の写真などもあり、田原氏旧蔵写真100点のうち、約30枚が紹介されている。

 展示は他にも、「相模陸軍飛行場」「出征兵士」などがあり、当時貼られていたポスターや戦時国債、演習機の部品などが並ぶ。

関連事業で

講座や見学会


 同資料館では、企画展にあわせた関連事業として、山口研一館長による講座や、史跡見学会が行われる。講座「戦争遺跡と相模陸軍飛行場」は8月19日(土)、午後1時30分から同資料館会議室で開催される。定員は先着20人。史跡見学会「相模陸軍飛行場遺跡をめぐる」は8月24日(木)、午後1時30分から。町役場に集合し、山口館長の解説を受けながら、公用車で史跡を巡る。定員は先着20人。

 開催期間は8月31日(木)までで、期間中の休館日はなし。参加申込みや問合せは同資料館へ。企画展と関連事業への入場・参加は無料。車で来場の場合、県立あいかわ公園の駐車場代(普通車500円)が必要。

■愛川町郷土資料館

愛川町半原5287(県立あいかわ公園内)【電話】046・280・1050
 

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

高低差70mの人工瀑布

高低差70mの人工瀑布

宮ヶ瀬ダム観光放流

5月3日

町建設業協会が50万

町建設業協会が50万

能登半島地震災害義援金

5月3日

精細な鉛筆画展

鳶尾

精細な鉛筆画展

もりや亭

5月3日

みんなの本棚誕生

みんなの本棚誕生

厚木市船子のマンション

5月3日

広げよう支援の輪

中学生の議員を募集

中学生の議員を募集

子ども議会に向けて

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook