「いせはら文化財展覧会」が11月18日(土)から12月3日(日)まで三之宮比々多神社(永井武義宮司)で初開催される。同神社内にある郷土博物館では、市指定文化財などを展示。ほかにもデジタルマップによるウォークラリーやワークショップなども開催される。
古墳をはじめとした貴重な遺跡と出土品が発掘されている比々多地区。そうしたものから先人の暮らしぶりなどを学ぶことを目的に、「比々多一万年の旅 綴ろう、歴史を、思い出を。」をテーマに開催される同展覧会。開催には比々多神社の協力のもと、文化庁の補助制度である「2023年度文化芸術振興費補助金」が活用される。
メインの事業となる三之宮郷土博物館特別展示では、市指定文化財である登尾山古墳や埒面(らちめん)古墳の出土品をはじめ、比々多地区で発見された貴重な文化財を2カ国語によるパネル・音声で解説する(入場無料)。
またポイントにチェックインすると特典画像がもらえる「タイムトリップウォークラリー」を開催。イラスト満載のデジタルマップには遺跡や出土品の情報が充実し、マップを見ながら歩いて歴史が学べる(参加無料)。
名誉宮司と巡るツアー
同神社の永井治子名誉宮司や遺跡系エッセイスト、今井しょうこさんと比々多を巡るツアーを開催。日時は11月18日(土)、26日(日)で午前9時30分〜、午後1時〜の各日2回。定員は各回50人(申込制)で参加費は1000円。デジタルマップを携えて遺跡に触れ、考古学の「はじめの一歩」を学ぶ。参加者には限定の勾玉をプレゼントする。
勾玉づくりワークショップ
期間中、1000人で巨大な勾玉をつくるワークショップも開催する。主催は比々多観光振興会。参加無料、申込不要で、世界平和を祈念して、皆で巨大な勾玉を完成させる。磨きに使用したサンドペーパーは、願い事を書き、勾玉とともに神社に奉納する。
彫刻家高田大氏らの指導のもと、希少なトラバーチン石で勾玉をつくるワークショップもある。12月2日(土)、午前9時30分〜、正午〜、午後2時〜の3回。定員は各回30人(申込制)で、参加費は2500円。
さらに縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを3年間に渡って記録したドキュメンタリー映画「掘る女」を神社参集殿で上映する。12月2日(土)、午後1時〜と4時からの2回。大人800円、高校生以下400円。(問)市教育委員会教育総務課【電話】0463・74・5109
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