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三浦版 公開:2015年2月27日 エリアトップへ

「助け合いの心」伝えたい 川崎さん、園児と紙芝居で交流

教育

公開:2015年2月27日

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園児に色紙で作った花を手渡す川崎さん
園児に色紙で作った花を手渡す川崎さん

 「川崎さんが来た」―。子どもたちが待つ部屋に現われると、歓喜の声が響く。

川崎民雄(84)さんは、子どもたちの人気者。月に4回、市内の小羊保育園や二葉保育園で子ども達に自作の紙芝居を披露するボランティア活動をしている。

 数ある紙芝居の中でもオリジナル作品「トムとサムの冒険」は、主人公のトムとサムが人間や動物を助けながら旅をするという物語。友達と仲良くし困っている人がいたら助けるをテーマにした物語だ。「ケンカをしないで仲良く、時には助け合いながら過ごしてほしい。私の思いを伝えることができればうれしい」と、子ども達に温かい眼差しをおくる。

 約7年前に寒川町から三浦市に引っ越してきた。寒川町在住の頃、町内の小学校で読み聞かせのボランティア活動をしていたこともあり、友人の紹介で翌年から同保育園でボランティア活動をはじめた。「子どもと触れ合う時間があることは幸せなこと」と満面の笑顔を見せる。

 活動はこれだけではない。色紙で作った花の届けを定期的に行っている。季節ごとに職員総出で入口付近を飾りつけする苦労を見て、趣味が助けになればとかってでた。季節に応じて、桃や桜、チューリップ等を届けている。保育園の入口には、本物の花かと思うくらい色鮮やかで細部まで表現されている紙の花が来園する保護者の心を和ませている。「図鑑を見ながら出来るだけ本物に近づけられればと試行錯誤している。最初の頃に比べれば、少しは腕が上がったと思う」と笑う。

 小羊保育園の先生は「川崎さんのように地域の人との交流は、子どもたちの成長にプラスになる。私たち職員にとっても勉強になる」と話している。
 

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