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三浦版 公開:2024年4月20日 エリアトップへ

御朱印集めて開運祈願

文化

公開:2024年4月20日

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 2000年代に入ってから全国的に広がりを見せた「パワースポット」ブームをきっかけに、集める人も多くなった御朱印。 力強く巧みな筆づかいや洗練されたデザインの押し印など神社仏閣それぞれでオリジナリティーがあり、今なおファンを魅了し続けている。三浦半島では、コロナ禍で鬱屈した気持ちを吹き飛ばして欲しいと、21年4月からスタートした神社による地域散策企画が人気。今春には寺院でも同様の催しが行われ、ゴールデンウィークはますます多くの参拝客でにぎわいそうだ。

 神社は「龍」浮かぶ札

三浦半島に鎮座する三崎・海南神社(三崎4の12の11)、葉山・森戸大明神(堀内1025)、浦賀・西叶神社(西浦賀1の1の13)による恒例の「開運半島詣り」が、4月20日から始まった。

 龍神を祀る神社の宮司と祢宜が考案した企画。開運を願いながら電車やバスの移動を組み合わせて歩くことで、運動不足の解消や気分転換につなげてもらう狙いもある。

 海南神社では御神木(イチョウ)の一部が龍の姿に見えるとされ、龍神社という境内社もある。龍神を祀る森戸大明神の鳥居は、海の中の名島に建つ。西叶神社の社殿には龍の装飾彫刻が施され、天井一面にも墨絵で龍が描かれている。

 3社の「御朱印」は、龍があしらわれた金色。全て揃えると特別に奉製した「開運札」が授けられ、見る角度で絵柄が変化したり、立体感が得られたりする。初穂料は各500円。限定配布、なくなり次第終了となる。

 詳細は海南神社【電話】046・881・3038

寺院は「福楽運」散華

 龍圓山福泉寺(初声町三戸1020)、景政山長運寺(葉山町長柄615)、勝長寿院浄楽寺(横須賀市芦名2の30の5)では、初の企画「開運半島参り」が4月15日からスタートした。

 福泉寺の開基は、今から約450年前。開山には武家の進藤隼人正が尽力したと言われている。また、1189年に建立した三浦一族・和田義盛発願の運慶作仏像(国指定重要文化財)が起源となる浄楽寺、大永年間(1521〜28年)の創建で武将・鎌倉権五郎景政を縁とする長運寺を巡り、寺名それぞれの文字「福」「楽」「運」と書かれた御朱印を全て集めると「開運散華」が手に入る。寺院では、仏を供養するため蓮の花びらの形をした華を散布することに由来。これが満願の証となる。志納金は各500円で数量限定。

 詳細は福泉寺【電話】046・888・1959

 そのほか、「龍玉」と呼ばれる丸型のお守りも、先の神社仏閣で取り扱っている。

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