神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2022年8月26日 エリアトップへ

円徳寺・村山住職 「広がれ三浦手漉き和紙」 繁栄願い揮毫と祈祷

文化

公開:2022年8月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
賞状と曼荼羅を見せる(左から)矢作区長の大井忠雄さん、木南さん、村山住職、角田さん、小杉さん
賞状と曼荼羅を見せる(左から)矢作区長の大井忠雄さん、木南さん、村山住職、角田さん、小杉さん

 円徳寺(初声町和田3493)の村山智洋住職は8月2日、日本伝統の手漉き和紙文化を守ろうと、矢作区を拠点に活動する市民団体「三浦手漉き和紙を考える会」が作った和紙に揮毫した賞状と曼荼羅をお披露目した。また「三浦手漉き和紙」の更なる繁栄を願って祈祷も執り行った。

  ◇  ◇  ◇

 角田鳶土木の角田義行さんと小杉農園の小杉智さんは2019年1月に同寺に赴いた際、和紙の原料となる楮(こうぞ)の祈祷を受けていた木南有美子さんと出会った。木南さんは手漉き和紙の普及と社会貢献活動に取り組むNPO法人PIARASの代表で、2人は楮の苗を譲り受けて三浦で栽培をスタート。今年ようやく収穫できた楮を釜で蒸し、皮を剥くなど下処理。それを埼玉県小川町の久保製紙に送り、原料加工と紙漉きを体験し、大小約50枚の紙を完成させた。

 コーディネーターとして活動に関わる木南さんは「伝統的な方法によって新たな土地で和紙が作られることは意味のあること」とともに喜んだ。

寺院に賞状展示

 会発足のきっかけとなった円徳寺。「将来的には学校の卒業証書に三浦手漉き和紙を使ってほしい」という小杉さんの想いを踏まえ、村山住職は市内で楮の栽培から和紙作成までの功績を称え、賞状と曼荼羅を完成させた。これを手にした角田さんは「非常に達筆でお見事」と感激した。

 賞状と和紙数枚は同寺で見ることができる。

三浦版のローカルニュース最新6

500人が”一球入魂”

三浦半島少年野球大会

500人が”一球入魂”

5月10日

地元人の横顔ずらり

地元人の横顔ずらり

「人物風土記」回顧展

5月10日

駄菓子屋ノスタルジー

記者の目キラリ

駄菓子屋ノスタルジー

〜諸磯・青木商店の巻〜

5月10日

橋本誠やきもの展

小網代・イハリウム

橋本誠やきもの展

5月10日

菊名と金田古跡を巡る

未病ウォーク

菊名と金田古跡を巡る

5月10日

校庭の石を除去

上宮田小PTA

校庭の石を除去

「ケガのない運動会に」

5月10日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月10日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月10日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook