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三浦版 公開:2024年3月1日 エリアトップへ

ライドシェア実証実験 ドライバー求む 集まるか、20人の協力者

経済

公開:2024年3月1日

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会議で参加者にあいさつする京急三崎タクシーの阿部正浩常務取締役
会議で参加者にあいさつする京急三崎タクシーの阿部正浩常務取締役

 一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運ぶ「ライドシェア」の実証実験を始める三浦市は、3月13日(水)までドライバーを募集中だ。

 募集人数は20人程度。対象は市内在住・在勤、今年4月1日時点で20歳以上70歳未満、普通自動車第一種運転免許取得後1年以上経過し、過去2年以内に免許停止処分がない、週2日以上、運行業務に携われる人など。実施期間は新年度早々から約8カ月で、午後7時から午前1時のうち、都合の良い時間帯に協力。報酬は歩合給(売上の5割ほど)、運賃はタクシー同程度で、市との業務委託契約を締結予定。

 詳細やエントリーは、市HPから。

賛成論と慎重論

 2月16日には、ライドシェア導入に向けた県の検討会議の審議を踏まえ、市を事業主体とした実証実験の必要性や課題などを協議、検討する「三浦市地域公共交通会議」が、三浦消防署で初めて開かれた。県やタクシー、バス会社など12団体の事業者が出席した。

 会議の冒頭、吉田英男市長は「地元の飲食店事業者から切実な要望が上がっている。実態調査を含め、今後どう進めるかを県と連携しながら進めていきたい」と出席者に理解を呼びかけた。

 同会議委員の会長に日本大学理工学部の大沢昌玄教授、副会長には三浦商工会議所の山下芳夫専務理事が就任した。

 会議では、運営要領を確認した後、意見交換を実施。実証実験について各委員からは「市民の足となり、利便性を考えることが第一。しっかり効果を検証したい」など肯定的な発言が相次ぐ一方、「ドライバーが集まるか不安」「全て賛同するとは言い切れない。実験を終えた段階で判断したい」「酔った客の嘔吐や感染症の恐れもあり、自家用車を使うリスクを考えるべき」といった慎重論もあった。これに対して市職員は「まずは安全を最優先に進めていきたい」などと応じた。

 20日には、三浦商議所で事業者に向けの説明会が行われた。県職員が募集要項案の概要を説明。10人弱が参加した。

 第2回会議は、3月下旬に開催予定。

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