一色海岸アート展 地域ゆかりの絵画や写真一堂に 「どんど焼き」拡大し初の試み
地域最大の集客力を持つ「どんど焼き」をアートイベントと連動させ、地域力の向上を図る「葉山一色海岸アート展」が8日(水)から葉山しおさい博物館で行われる。一色商店会や同町内会連合会、有志町民の主催で初の試みとなる。
毎年同海岸で行われるどんど焼きは地域の恒例行事として親しまれており、昨年は約800人が参加。年々来場者数が増えていることから、これを防災、福祉、美化などを含む地域力向上に繋げるイベントにできないかと初めて企画した。
きっかけは住民や商店会の有志が地域の課題を話し合う中で、同海岸が2年続けて「CNNが選ぶ世界のビーチ100選」に選出されたこと。海岸を地域の財産としてアートイベントと連動させる話が持ち上がった。同海岸は景勝地として知られ、海岸を題材にした絵画や写真も多いという。地域に暮らすアーティストに協力を仰ぎながら、会場には絵画や写真、工芸品などが並ぶ予定だ。
また博物館の利用は通常、しおさい公園入園料300円が必要だが、全戸配布されるチラシを持参すれば250円に、さらに入園券を一色商店会に加入する商店や飲食店に持参すると100円の商品券として利用できるなど特典もつけた。さらに入場先着400人には同海岸の大型ポスターも進呈する予定で、事務局の角田悦夫さんは「地元に住んでいながらしおさい公園に訪れたことがない方もこの機会に足を運んで」と呼びかけている。会期は24日(金)まで。開館は午前8時30分から午後5時。どんど焼きは12日(日)に行われる。
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