逗子市商工会青年部(長岡武史部長)が昨年、創立50周年記念事業として実施した「あきんど塾」の売上約8万7千円を「ずし子ども0円食堂」に寄付した。事業に参加した久木中学校の生徒が先月27日、池子の体験学習施設を訪れ、草柳ゆきゑ代表にお金を手渡した。
事業は経営者目線で地元の中学生に職業体験をしてもらおうというもので、久木中学校の当時2年生5人が参加。同青年部メンバーらのアドバイスを受けながら市場調査や原価率計算などを行い、昨秋の市民祭りにラーメン店を出店した。当日は生徒ら自らが調理や接客もこなし、300杯を完売する盛況ぶり。その後も事業の利益を地域にどう役立てるか、話し合いを続けてきた。
部活動の備品購入や学校に寄付する意見もあがったが、「自分たちよりも年下の世代を支援したい」と月に2度、子どもたちに無償で食事を提供する活動を行っている同団体に寄付することに。
同中3年の渡邊宥介さん(15)は「ここがより発展するために役立ててもらえたら」、草柳代表は「本当にありがたいこと。お皿を購入する費用に充てたい」と話した。
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