息子の不登校を機に、子どものゲームの居場所支援やゲーム大会運営を行っている、マイクラおかん(本名・下崎真世)さん。12月3日、都内で行われた「NIKKEI RAP LIVE VOICE」(主催/日本経済新聞社・テレビ東京)の決勝大会で、審査員特別賞「呂布カルマ賞」を受賞した。
リズムに乗って、韻を踏みながら、日常生活や主張を唱えるラップに下崎さんが出合ったのは、息子が通う市内のフリースクール。同スクールの代表にラップという表現方法があることを教わり、挑戦した。
育児の苦悩、息子への思い、ゲーム依存への不安、母としての意地、新しい事への挑戦、人生はゲームと同じようにやり直せる、といった歌詞を書いた。
審査員に日本有数のラッパー・呂布カルマさん、歌人の俵万智さんらが名を連ねる同大会に実際に歌った動画を投稿。初めて書いた歌詞ながら、約400の応募から決勝大会に出場する10人に選ばれた。
大会を振り返り、下崎さんは「優勝を狙っていたので、全力が出し切れたのかなという思いはある。ただ呂布カルマさんが大好きなので、評価されたことはうれしかった。また当日、息子は会場には来ず、オンラインで見ていたので、画面越しに息子に伝わるように歌った」と語った。
同15日には桐ケ谷覚逗子市長のもとを訪れ、大会での受賞を報告。大会で歌う下崎さんの動画をみた桐ケ谷市長は「ご自分の苦労がそのまま言葉になっているのでよく伝わる」と感心していた。
大会当日の動画はNIKKEI RAP LIVE VOICEの公式ユーチューブチャンネルで見ることが出来る。
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