記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月8日0:00更新
学生時代、旅行ではなく「旅」という響きに憧れてスペインを徒歩で横断したことがある。10キロ以上ある荷物を背負い、およそ800Kmを1カ月かけて歩く修行僧のような旅路だったが、時間にゆとりがない今となっては貴重な思い出だ。今号の筆をおけば束の間のいとま。被災地支援を行う市民団体の岩手行きに同行し、その後は一人、県内をあてなく巡ってみることにした。さすがに徒歩ではなく車での移動になるが、思えば久しぶりの一人旅。思いがけない出会いや出来事はあるだろうか。被災地の現状を目に焼き付ける一方で、旅ならではの醍醐味を満喫したい。
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