逗子を拠点に活動する市民劇団「子どもミュージカルシアター」(成田民子代表)の舞台が12月19日(金)と20日(土)に開幕する。18回目を迎える今回は逗子から藤沢に舞台を移し、熱のこもった演技を披露する。
同公演「遅くても咲けばいい」は成田代表が脚本と作詞、作曲を手掛けたオリジナル音楽劇。嘘を重ねてまで陽のあたる場所に出たいともがく女性と、周囲を取り巻く人々との人間模様を描いた。「偽装に踊らされた今年1年を風刺した」という。公演は毎回、プロの演出家や演奏家がほぼ手弁当で協力するのが特徴で、今年も演出家、前田和則さんの指導のもと9人のキャストが出演。バイオリンとチェロ、ピアノの生演奏と手作りの舞台装置が舞台を盛り上げる。「人はそれぞれに花開く時期があり、焦らずに誠実に今を生きることの大切さを伝えたい」と成田さん。
会場は藤沢市労働会館ホール(藤沢駅北口から徒歩15分)。19日が午後7時、20日が午後2時と6時からの2回公演。全席自由、2千円(前売り1500円)、高校生以下100円。問合せは同劇団、近田さん【携帯電話】090・5530・4785
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|