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取材協力/医療法人メディスタイル訪問診療センター 地域医療、充実の一助に 「食べる」を支える訪問歯科
高齢化社会が加速する中、自宅や施設で療養することが増え、在宅医療の充実が課題となっている。その中で、日本人の死因の第3位となっている「肺炎」の予防には、口腔ケアや摂食嚥下(えんげ)リハビリテーションが有効という。逗子葉山地域を中心に、東京医科歯科大学古屋純一教授の協力で、そうした新しい取り組みを行っているメディスタイル訪問チームに話を聞いた。
――摂食嚥下障害とは。
古屋教授「食べ物を口から胃に運ぶ段階のいずれかに障害があることを指します。飲み込む力が弱くなることで食べ物が肺に入ってしまうと『誤嚥(ごえん)性肺炎』に繋がってしまうので注意が必要です」
――どのような方に多いのですか。
古屋教授「単に老化でも起こりますし、脳卒中など病気の後遺症や神経の病気などでも発症します。摂食嚥下の専門医はまだ少なく、地域での普及と教育に力を入れています」
――逗子葉山地域では特に高齢化が進んでいます。
徳永理事長「逗子葉山は30%を越える超高齢社会。専門的な在宅医療も受けられる、安心して過ごせる街であって欲しいと思い、訪問診療センターを始めました」
――訪問診療の体制は。
郷田医師「内視鏡を使った飲み込み検査(VE)、持ち運びできる機材を使った入れ歯やむし歯などの総合的な歯科診療が可能です。ケアマネージャー等との医療福祉連携や、地域の内科や総合病院と連携し、食を支援する歯科専門職チームとして活動しています」
――摂食嚥下障害へのアプローチを教えて下さい。
郷田医師「端的に言うと、咬むこと、飲み込むことなど口の機能を最大限に引き出すこと。口の機能障害は『食事が出来ない→栄養状態の低下→全身の機能低下』という悪循環を招きます。出来るだけ良い状態を維持するために、入れ歯や虫歯の治療、口腔ケアも行いながら食事方法や舌の機能訓練などについてもアドバイスします」
―診療の際に心掛けていることは。
郷田医師「東京医科歯科大病院で口腔外科を専門としてきたこれまでの経験を踏まえ、それぞれの患者さんの想いを大事にして、それぞれの幸せを考え、診療内容を調整しています。どうぞお気軽にご相談ください」
―導入から約6カ月が経ちました。
徳永理事長「まだ始まったばかり。食を支援する歯科医療を必要としている方は沢山いらっしゃいます。このような医療があることを知って頂けたら幸いです」
■医療法人メディスタイル訪問診療センター歯科部門【電話】046・874・5508/【メール】info@medi-style.jp/診療時間 9〜17時(水・日・祝は休診)
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |