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逗子・葉山版 公開:2018年1月1日 エリアトップへ

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歯周病に「除菌」でアプローチ

公開:2018年1月1日

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東京医科歯科大学を卒業後、勤務医・院長を経てスウェーデン・イエテボリ大学にてインプラントや歯周病について学ぶ。日本抗加齢医学会専門医。アストラテックインプラント認定医・指導医。
東京医科歯科大学を卒業後、勤務医・院長を経てスウェーデン・イエテボリ大学にてインプラントや歯周病について学ぶ。日本抗加齢医学会専門医。アストラテックインプラント認定医・指導医。

 歯を失う一番の原因とされる歯周病。近年は病原性のある歯周病菌が血液中に入ることや糖尿病や心臓病といった生活習慣病との関連性も指摘されている。その先進的な治療法に「除菌療法」というものがある。歯科治療先進国スウェーデンで学んだ、逗子メディスタイルクリニック理事長の徳永淳二医師に聞いた。

◇◇◇

――「除菌療法」とはどのような治療法なのでしょうか。

 「まず知っていただきたいのは歯周病が歯周病菌による『感染症』だということ。例えば、胃潰瘍の原因菌とされるピロリ菌を取り除けば、症状は改善されます。これと同じように、細菌を除去することで根本的な治療を目指すのが除菌療法です。具体的には、オゾンや抗生物質を用いることで口の中だけでなく、全身の改善を図ります」

――歯周病菌が再び増えることはないのでしょうか。

 「当院では10年以上前に除菌に成功した患者様が来院されていますが、未だ歯周病菌は増えていません。その他の多くの患者様も治療後は安定しています。ただ、歯周病は免疫力にも起因するので、全身状態の変化や老化とともに再び増えるリスクはあると考えられます」

――治療のメリットは。

 「歯周病は大事な歯を失うだけでなく、様々な病気の原因にもなります。これらが予防できるのはもちろん、インプラント治療の場合にも効果的です。歯周病菌はインプラントにも感染して駄目にしてしまいますが、除菌治療をすることで長期に渡って維持することが期待できます」

――重度の場合も治療は可能なのでしょうか。

 「菌がいなくなれば、それ以上の悪化は防ぐことができますし、残りの歯を守ることにも繋がります。歯を抜かなければいけないケースもゼロではありませんが、そうなる前になるべく早期に専門医にかかることが肝要です」

――治療で心がけていることは。

 「歯周病治療では《かみ合わせ・飲み込み・呼吸・姿勢・栄養》を重視しています。いずれも口だけでなく、全身に関わるもの。歯科治療を通じて、患者様の全身の健康を支えたい。それが私の願いです」

■取材協力/逗子メディスタイルクリニック(逗子1の5の4ビル4階/JR逗子駅徒歩1分)【電話】046・871・8333《水日祝日を除く9〜17時》

逗子メディスタイルクリニック

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