神奈川県議会議員ねぎし孝之 議会ルポ ねぎちゃんねる Vol.9犬猫先進県へ取り組みを
新年あけましておめでとうございます。さて、神奈川県議会定例会は12月25日に閉会し、2014年度の各会計補正予算案をはじめ、条例制定・改正案などを審議しました。
◎医療・介護の充実が急務
今議会で議論された主な内容は、医療・介護サービスの提供を確保するための取り組みです。「団塊の世代」の方々が75歳以上になる2025年に向け、地域の医療や介護サービスを拡充させることは喫緊の課題です。国も消費税増収分等を財源として新たな財政支援制度を創設しています。
本県でも昨年10月、「医療介護総合確保促進法に基づく神奈川県計画」を策定し、国からの交付金等を原資に「県地域医療介護総合確保基金」を造成しました。この基金を活用し、在宅医療や在宅歯科医療の整備・充実、医療従事者の確保に取り組んでいきます。
◎犬・猫の先進県へ
私は所属する厚生常任委員会で、犬猫のブリーダー指導について質問をしました。犬や猫の殺処分が少ない外国では、ブリーダーといわれる繁殖業者に厳しい規制が課せられています。
栃木県で、死んだ小型犬を捨てた業者が逮捕されるという事件が報道されました。この事件を見ても、引取りや遺棄される犬や猫の供給元である、ブリーダーへの指導が大変重要になってくると考えます。
神奈川県での犬や猫の殺処分が少なくなっていることは大変喜ばしいことですが、ブリーダーやペットショップで、動物が虐待されたり遺棄されたりすることのないようにしっかりとした取り組みが必要です。
殺処分をなくす抜本的な解決策として、今後も継続的にブリーダー指導について提案要望を行います。
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