議会報告 妊娠〜産前産後期を支える支援を 市議会議員 久保田さとし
9月定例会本会議で、妊婦へのサポート体制や産後ケア事業について総括質問を行いました。
妊娠・出産・育児となると心と身体の変化も大きく、行政としてのサポートも非常に重要な役割であります。本市では「ひらつかネウボラルームはぐくみ」において、妊娠期から出産、子育て期まで切れ目のない支援を行っておりますが、一人ひとりに寄り添った形での手厚い支援を継続していく事が重要です。
妊娠期においては、妊婦の実情を的確に把握しながら出産までのサポート体制を整え、相談のしやすい体制づくり、適宜状況に応じた柔軟な支援、各種事業をより一層充実させ支え続ける事が必要です。
産後は、母親の身体的な負担は大きく、また精神的不安や負担によるストレスなどの様々な要因により、メンタルも不調になりやすい時期でもあります。母子の健康状態や家庭環境はそれぞれ異なるので、一人ひとりの状況をしっかりと把握しながら支援を行う必要があり、新たにLINEなどを活用したオンラインによる相談体制の構築も必要であります。
また、心と身体をしっかりと休めながら回復が出来る環境において母親をサポートしてあげる事が、安定した育児にも繋がり産後うつ等の予防にもなると考えます。現在、本市の産後ケア事業としては、母親同士の交流や赤ちゃんのふれあい遊び体験事業、メンタルヘルス相談やヘルパー派遣などが主です。育児の負担を減らし母親の心身の休息やバランスが取れる工夫や体制整備は急務であり、一時預かりのデイサービスや宿泊型のシュートステイなどの事業を構築し、早急に実施する事が必要であると考えます。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>