東日本大震災 「今、自分たちが出来ること」 市内で続く、支援活動
東日本大震災からおよそ半月。復興支援の輪は、まだまだ広がり続けている。
市立城山中学校(大輪仁校長)では、生徒会が中心となり3月17日から25日まで毎朝の登校時間に生徒や職員に募金を呼びかけた
震災直後に生徒会のメンバーから自発的に持ち上がった募金活動。急いで、広報のチラシを作り、全生徒に配った。最終的には81,599円が集まった。
生徒会長の淺倉功基君は「少しでも助けになれば、と思ってはじめた。1日に2万円を超える日もあり、関心が大きいことがわかった」と話した。集まった募金は郵便局から振込みで日本赤十字社に送られた。
日本ライオンズクラブの要請を受け、小田原市内のライオンズクラブが合同で下着9000着やマスク、医薬品など救援物資の輸送を行った。物資はクラブのトラックで岩手県盛岡市、福島県猪苗代市、宮城県塩釜市へ輸送、現地のライオンズクラブに渡された。
自ら現地に救援物資を届けた小田原ライオンズクラブの松下民雄会長は「被災地は氷点下4度の厳しい環境にある。物資が圧倒的に足りず、お金よりも今生きるための食糧などを望んでいる」と現地の惨状を語った。
小田原市大型店連絡協議会(神戸洋一会長)と小田原城ミュージックストリート実行委員会は、被災地復興支援を目的に9日(土)、ダイナシティウエスト1階キャニオンステージでチャリティコンサートを開催する。時間は13時から15時。出演はゴメンズスマンズ、松本バンドほか。問合せは文化交流課【電話】0465(33)1703、ダイナシティ【電話】0465(49)8111。
被災地に物資が渡された
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