農家応援プロジェクト
片浦地区で今月、早生みかんの収穫がはじまった。「今年は天候に恵まれ豊作です。夏場が暑かったので、例年よりも甘さが増しました」と、みかん農家の鈴木敏江さん。急傾斜地の片浦では、降り注ぐ太陽の光と相模湾と石垣からの照り返しにより、ほんのりと酸味が残る独特の味に仕上がる。早生みかんは少量生産で、旬は1か月と短い。
そんな希少価値の高い片浦のみかんをお歳暮用に届けるプロジェクトが昨年から行われている。「小田原柑橘倶楽部」のブランド名で、もぎたてをオリジナルデザインの箱に丁寧に詰め、直接発送する。今年は新たに、青島みかんも加わった。事務局の和田英明さんは「高齢化と後継者不足により減りつつある農家を応援し、貴重なみかんの味を後世に残したい」と意気込みを語っている。
![]() 写真右/生産者の1人、石橋でみかんを生産する鈴木さん
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