配水管が耐震性アップ 市内民間工事で導入
小田原市では11月の新規民間工事から、50㎜の配水管に「ポリエチレンパイプシステム」を導入している。従来の配水管はボルトで接続されるのに対し、新しい配水管は電流を流し樹脂を加熱溶融して組織的に一体化させる接合方法。耐震・耐食性に優れ、災害対策にも有効なことから高い評価を得ている。
市内高田の水道局では先月、配水用ポリエチレンパイプシステム協会による事業者向けの技術・施工講習会が行われた。3日間で257人が参加し、全員が合格。「溶接に必要な通電時間は機械が制御するので、従来の工事よりも確実な施工が行えます」と、担当者は話している。なお、小田原市の75㎜以上の公共配水管には現在、耐震型の鋳鉄管が使用されている。
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