東日本大震災3.11から3年 Action of オダワラ 手作り木工品で支援 小田高定時制生徒らが製作
被災者のニーズに応える支援を―。そんな気持ちを込め、小田原高校定時制の国語教師、入月(いりつき)昌志さんが、生徒たちとともにスリッパラックを製作し、被災地へ寄贈した。
きっかけは震災後、頻繁に被災地を訪れている知人の話から。訪問先の一つ、福島県南相馬市小高区。区の一部は、原発事故の影響で避難指示解除準備区域となっている。避難中の住民に向けて開かれたコミュニティ施設「浮船の里」利用者からの要望を聞いた入月さんが、木工授業の一環で製作を企画した。
ラックの大きさや容量など、使い勝手が良いように工夫を重ね、端材を使って約1週間で仕上げた。入月さんは「不具合があれば改良していくので、長く使ってほしい」と話している。
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