「3年が過ぎた現地はどうなっているのか」。派遣の声がかかった時にはまったく想像がつかなかった被災地の様子。浜辺に立ち、家屋の土台が残るだけの光景に衝撃を受けた。
相馬での仕事は、国の定める復興道路整備計画に則った地権者との用地交渉。計画は、生活道路の拡張を地権者に説明する第一段階から土地を測量し、境界を決める第二段階を経て、現在は最終段階の契約に至る案件が徐々に増えつつあるという。
着任当初は壁にぶつかる毎日。道路に関する基本的な専門用語がわからない。「技術職ではない自分にできることはなんだろう」。膝を交え相手の話をじっくり聞く、前職での経験が活きた。完了まで時間のかかる仕事だけに、「いずれ帰ってしまうなら、お前と話しても意味がない」と心を開いてくれない地権者もいれば、はるばる小田原からの派遣に感謝を述べてくれる人もいる。広島や愛媛、三重など全国各地から集まった派遣職員と悩みを打ち明け合いながら、話を聞き続ける。
「俺たちは、好きで津波を受けたわけじゃない」。津波で妻を亡くした男性の言葉を胸に刻んでいる。「『助けてあげるんだ』という気持ちは大間違いなんです」。仕事への慣れとともに事務的になることに、自戒の言葉を口にした。
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