市内の活動に記者が直接参加し、その魅力を伝える体験レポート。今回は、小田原の小学校でも昨年度24校が授業で実施した”タグラグビー”に挑んだ。
体験させてくれたのは『小田原タグラグビークラブ』。小学1〜6年生まで約40人が在籍し、毎週土曜日に練習する市内唯一のクラブチームで、昨年は3・4年生、5・6年生チームがそれぞれ県の頂点まで上りつめた強豪だ。
ラグビーとの大きな違いは、タックルの代わりに、腰につけたタグを奪って相手の動きをとめる点。体の衝突がないため、「男女問わずみんなでできる」と同クラブの染矢慶太代表(55)。1チーム5人で戦うため、ボールもどんどん回ってくる。
ゲームに参加させてもらうと、いきなりパスが来た。ライン際を一気に駆け上がったものの、相手にタグを奪われてしまい、後方の味方へパス。楕円形の専用ボールは次々と渡り、チームメートが見事トライ。「やったー」。みんなで歓喜した。
その瞬間、これまでに同チームを取材したときのことを思い出した。「トライはみんなの喜び」。選手たちが競技の魅力についてこう話していた意味を、身をもって感じた気がした。タグを取られるとボールは仲間へ託すしかなく、何本かパスがつながらなければトライに至らないからだ。
次は守備。相手の攻撃中にボール保持者のタグを4回とると、攻守交代となる。腰にぶら下がったタグに狙いを定め相手を追いかける。「とれた!」と思いきや、なかなか奪えない。体験後にコーチへ伝えると、「エビになっちゃいましたね」。体が伸び、手だけでタグを取ろうとすることとを”エビになる”と言うそうだ。相手の腰に自分のおでこをくっつけるように接近すると、手を少し伸ばすだけで確実にタグが奪えるという。選手いわく、「ミスをみんなでフォローするのもタグラグビー」。心に染みます。
競技歴1年の辻碧晴(あおば)君(矢作小2年)は「ルールもすぐ慣れるので楽しい」と話す。小学校卒業で3月にチームを退いた杉田菜々美さん(鴨宮中1年)は「春からはラグビーを始めるので日本代表を目指したい」と新たな道を歩み出した。
※4月3・10・17日の日曜に無料体験会開催。詳細は染矢代表【携帯電話】080・3495・4746まで。
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