平成の大改修を終え、今年5月1日にリニューアルオープンした小田原城天守閣の入場者数が早くも40万人を突破しそうだ。秋の行楽シーズンを控え、年内には過去最高の入場者数を更新しそうな勢いだ。
天守閣の入場者数はオープンした5月が8万7894人で前年比163%。『出没!アド街ック天国』などテレビでの露出が増えた6月は8万172人で同193%と大幅に増えた。悪天候が続いた9月でも5万4384人と工事前の一昨年比135%を堅持、9月末で入場者数は38万5千人を超えた。
おでん祭りや水れもんバルなどのイベントも重なった10月8〜10日の3連休には、午後4時30分の入館締切り時間ギリギリまで入場口に並ぶ来場者の列が続いていた。
10月からは、常盤木門でプロジェクションマッピング等、最新の映像技術が楽しめる「SAMURAI館」がオープン。11月19・20日には、全国から1万人近いウォーキング愛好者が訪れる城下町おだわらツーデーマーチも小田原城発着で開催される。間もなく紅葉シーズンを迎える箱根や、大詰めに迫った大河ドラマ『真田丸』などの波及効果なども期待できる。過去の最高入場者数は1963(昭和38)年度の58万8740人で、年内に記録を更新するのはほぼ間違いない。
今年の正月は工事中だったため、初詣や箱根駅伝の応援などの後に訪れる人は少なかったが、今年は「ついでに」と市外からの来場者が数多く見込めそうだ。
残念なのは、当初検討されていたという元日の特別開館がないこと。小田原箱根商工会議所青年部が2年ぶりに「天守閣から初日の出を見る会」を開催するだけに、その余勢を買って、多くの来場者が見込めた気がするが、そこまで求めるのは、関係者にはさすがに酷な話か。
勝負は来年度
今年度は、桜のシーズンが工事中だったため、来場者の集計は5月〜3月の11カ月間。そのため100万人到達は微妙なところだが、今年度のペースが維持できれば、来年度の年間100万人突破は夢ではない。
小田原城の場合は、二の丸広場を中心に1年を通してイベントに事欠かない。加えて、テレビの露出で早川の石垣山一夜城、小田原用水、総構などにも注目が集まっており、小田原城+αの観光をPRできれば、リピーターを増やす方法はあるはず。
「平成の大改修」を単なるリニューアル工事で終わらせないための真価が問われるのはこれからだ。
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