久野で毎年開催されている「里山親子そばづくり体験塾」。10月29日には3カ月にわたる活動の集大成となるそば打ちが行われ、参加者は自ら育てたそばをおいしそうに頬張った。
種まきから刈り取り、脱穀に至るまで、そば作りのすべての工程を体験できる企画。地域で人間関係が希薄になっていることを危惧した地元農家の星野清治さん(84)が考案したもので、6年前に始まった。
そば作りを活動内容に選んだのは、種まきから約75日間で収穫できるため。「短期間のうちに何度も作業に集うので、親子でふれあうには最適」と星野さん。そばの栽培にとどまらず、畑での作業後には畑周辺の自然を観察するレクリエーションも行われているほか、箸や猪口、せいろも手作り。竹細工の指導を担当する伊東健二さん(69)は、「せいろ作りは、竹を編む役とおさえる役が必要。親子が協力しあわないとできないもの」と狙いを説明する。
一方、この体験塾には民生委員児童委員や交通安全協議会など、地元のあらゆる団体が運営に携わっているのも特徴。
久野区民会館で子どもに昔遊びを教えたり、学習サポートを行う「こどあそさぽーと」の武田英二会長(58)もその一人。体験塾では空き時間を活用し、参加者と手遊び歌やお手玉、独楽まわしなどを楽しむ。「地元のけん玉名人に偶然出会うなど、久野のさまざまな人と交流できる貴重な場にもなっている」と、思わぬ副産物に興奮気味だ。
民生委員児童委員協議会の一寸木利則さん(72)は、「地域の状況を把握するのも民生委員の仕事」として、種まきから作業のサポートにあたっている。久野で生まれ育った一寸木さんは、「昔から人のつながりが強い地域。地元に関わる人が分け隔てなく協力しあって運営するのは、久野ならでは」と話した。
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