師走の都大路を駆ける全国高校駅伝への出場権をかけた「神奈川県高校駅伝」が11月4日(土)、丹沢湖周回コースで行われる。市内6校、それぞれ襷に込めた思いとは―。
大会男子には「出場選手上位5人の平均タイムが5000m17分15秒以内」という出場資格がある。創立100年を超える旭丘高は今年ついにその壁を破った。これまで必要な部員数の確保すらままならなかったチームが躍進を遂げた陰には、エースの存在がある。
今夏3000m障害で同校初のインターハイ出場を果たした山内滉士郎君(3年)。入部当初は素人だった無名のランナーが3年をかけ、全国区に駆け上がった。夏以降、宮崎頌大君(2年)は「もっと強くなりたい」と先輩の背中を追い自ら朝練を始めるようになった。丹沢太郎顧問(40)も「選手も私も戦う・勝つという意識に変わった」。指導の熱が上がると練習の質・量ともに変化する。こうしてエース以外も次々と自己記録を更新。選考終盤で出場タイムをクリアし、丹沢湖へ滑り込んだ。
チームを戦う集団に変えたエースは言う。「駅伝をやりたくて陸上を始めた。高校で走れるなんて最高にうれしい」。出場70校のうちゼッケン番号は70、「失うものは何もない」。この日のために製作した真新しいエンジ色の襷が陽の目を見るのも、もうすぐだ。
上位狙う相洋、西湘久々、即席…さまざま
昨年5位に入り、関東大会にも進んだ相洋高男子。前年4区で区間賞を獲得した中山大地君(2年)をはじめ、部員25人が「力を出し切りたい」と過去最高の2位に迫りたいところだ。昨年10位の女子も、さらなる飛躍を目指す。
「どこよりもロードを走ってきた自負がある」。そう話すのは、西湘高のコーチ・川口彩夏さん(28)だ。校内グラウンドは他の部活が使用するため、主な練習場所は公道や酒匂サイクリングコース。相洋と同じく、男女ともに関東出場経験を持つ”ロードの西湘”は、「男子は10位以内、女子は昨年(14位)より上へ」と鼻息が荒い。
小田原高女子は5年ぶりの出場。今夏県3千mにも出場した佐野舞南さん(1年)は「出場、うれしい。高校のレベルを知りたい」と意気揚々と話す。男子は年々順位を上げ、昨年は30番台。田中駿平君とロードに強い渡部恵慈君の2年生がけん引し20番台を狙う。
長距離選手の頭数が足りない城北工高男子は、短距離選手を動員した即席チームで挑む。「引退前の締めくくりの大会。何としても走りたかった」と高杉貴志君(3年)。400m専門の小松勇太主将(2年)は「気持ちでは負けない」と燃えている。同じく小田原東高も、サッカー部など助っ人4人と大会に挑む。「2年時から目指してきた大会。仲間と力を合わせ、最後まで襷を繋げたい」と中市光昴主将(3年)は意気込んだ。
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