逆境でみせたチームワーク 旭丘高 相撲部 団体戦で準優勝

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掲載号:2018年6月9日号

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前列右から時計回りに野地君、奥君、チョイジル君、石濱君、ダライ君
前列右から時計回りに野地君、奥君、チョイジル君、石濱君、ダライ君

 4月の県大会で団体戦2位に入り、関東行きを決めた旭丘高相撲部。2人のモンゴル人留学生が最上級生として牽引する今年、厳しいチーム事情の中で準優勝をつかんだ。

 「留学生はチームの20%以下で構成しなければならない」。5人制の団体戦では2人のうちどちらかしか出場できない。数が足りない同部は、副将を外した4人で7チーム総当たりを戦い抜いた。

 はじめから1敗のハンデを負い「1つ落とせばあとがない」状況下、先鋒のチョイジルスレン君が背中で後輩たちを鼓舞した。次鋒・奥知久君(1年)は「先輩が頼もしく、のびのびと相撲が取れた」と勢いに乗り、野地嵩良君(2年)と石濱漢崇君(3年)は手堅く白星を積み上げた。3チームが5勝1敗で並び、得点差で涙をのんだが「チームワークの力」と手ごたえもつかんだ。関東ではダライバートル君の出場が濃厚で「いい相撲をとりたい」と意気込む。

個人戦は全員が関東へ

 個人戦では、軽中量級で奥君が優勝、重量級で野地君が準優勝とそれぞれ躍動。170cm73kgと小柄ながらも芯の強さを持つ奥君は「土俵際でもあきらめないのが持ち味。自分の力を出したい」と関東デビューに備える。

 無差別級では、ダライ君が2位、チョイジル君が3位、石濱君が16強に入り、そろって関東へ。昨年神奈川県勢として41年ぶりに関東を制したチョイジル君は「集中して連覇したい」と話し、ダライ君も「一緒に上へあがっていけたら」と前を向く。関東の大舞台で同校対決となるか。最高の仲間であり、最大のライバルでもある2人の戦いにも注目だ。

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