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糖尿病こそ「専門医」の治療を 雨宮内科医院
予備軍を含めると5人に1人が「糖尿病」といわれる今だからこそ予防、そして専門医による適切な治療が重要視されている。小田原市栄町にある雨宮内科医院は、雨宮光院長および田中翔医師(非常勤/土・月勤務)、田中彩医師の3名がともに糖尿病専門医でもあり、糖尿病に関する豊富な知識をもとに診断・治療にあたる。
薬に頼りすぎず的確な生活指導
近年、新しい糖尿病治療薬が次々に登場しているが「薬だけに頼った治療は、副作用も危惧され、糖尿病が悪化する可能性もあります」と雨宮院長。そこで同医院では患者の病型、病状を的確に把握した上で、食生活や運動習慣など生活改善をアドバイス。投薬とあわせた総合的な治療にあたっている。
院内には血糖コントロール状態の目安となるHbA1cや血糖測定器や簡易眼底検査器を備え、管理栄養士が指導にあたる食事・検査指導室も設置。迅速かつ定期的に患者の病状を把握できる環境を整える。「健康診断で糖尿病を指摘された方、血糖値が高めと指摘を受けながらも何も症状がないから、忙しいからと放置している方もまずは気軽に相談してほしい」と呼びかける。
健康寿命確保へ患者と向き合う
糖尿病の方はそうで無い人と比べると、10年以上寿命が短くなるというデータもある。糖尿病の治療目標は、網膜症・腎症・神経症などの合併症の発症・進展を抑止し、糖尿病でない人と同様に日常生活の質と健康寿命を確保すること。人には個性があり、考え方も生活環境や置かれている立場も異なるからこそ、雨宮院長は「一人ひとりに合った治療が大切。どうせ糖尿病と簡単に諦めずに一緒に病気に向き合えれば」と話した。
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