新しい小田原へ 意見広告 新市立病院整備に向けて 小田原市議会議員 大川ゆたか
基本計画の早期策定を
小田原市議会3月定例会で令和2年度当初予算が成立し、新市立病院整備の周辺環境整備事業関連予算も計上されました。施設の老朽化や地域住民の高齢化が進む現状を踏まえ、県西地域の医療の中核をなす新しい市立病院の整備は、早期に実現すべきと考えます。
新病院は概ね「現地建替え」の方針で検討が進められていますが、現時点で市は、病院整備事業の「基本計画」策定や正式な「都市計画」(地区計画)の決定を行っていません。立地条件や事業実施の課題とその対応策など、新病院の在り方について検討する前提となるべきものであり、これが定まっていないのは問題です。令和7年度の開院に向けて十分な議論を尽くすためにも基本計画・都市計画の速やかな策定・決定が必要です。
市民に向けて丁寧な説明を
私たちの生活に大きくかかわる新病院整備ですが、市から市民への周知や説明は十分とは言えません。「なぜ建て替える必要があるのか」「新病院の医療体制は」など基本的な事項、また病院再整備にかかる事業費は200億円規模が見込まれており将来世代も含めた財政負担への市民理解も不可欠です。市は広報やHP、市民説明会などで丁寧に分かりやすく説明を図るべきであり、また市議会としても積極的に情報発信に努めます。
ラグビーW杯組織委から感謝状
ラグビーW杯2019組織委員会から3月10日に感謝状が届きました。宛名は市長ですが、市民の皆様に向けてのものだと思います。小田原市では城山陸上競技場で豪州代表チーム「ワラビーズ」が合宿を行い多くのラグビーファンや市民が選手たちと触れ合いました。また行政や商工関係、民間での交流も生まれました。東京オリンピック・パラリンピックでは、7人制ラグビーの豪州代表の来訪も決まっています。地域に生まれた芽を育て大きな幹となるように、引き続き各方面と「ワンチーム」で取り組んでまいります。
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