西湘少年ソフトボール連盟の選抜チーム「西湘」が8月22日、23日に埼玉県で開催された関東小学生男子ソフトボール交流大会で準優勝した。メンバーは小田原市と南足柄市の15のチームから選抜された6年生15人。全国制覇を目指していたが、新型コロナの影響で全国大会が中止に。6年生になり全員が集まれたのは3回だったが、「最初で最後の大舞台」に向け、自主練習も含めて全力で励んできた。
関東の強豪15チームが出場した同大会。2回戦のオールいすみ(千葉県)戦では3回に鈴木一玄主将(国府津小)のランニングホームランで先制するも、5回表に1対1の同点に追いつかれ緊迫した雰囲気に。エースの曽根壱哉君(同)が「いつも通りやればできる」と鼓舞し、ショートの小野蒼介君(富水小)の好守備でピンチを切り抜けた。裏の攻撃で加藤泰河君(足柄小)のヒットを皮切りに、森田皓翔君(下中小)がホームランを放つなどして4点を追加し、勝利した。
準決勝では露木徳太郎君(芦子小)が9連続三振を奪うなど、前貝塚(千葉県)に7対0で圧勝。決勝戦は今野結心君(豊川小)のスピードあるピッチングで投げ合いになったが、チャンスを生かせず松戸(千葉県)に0対2で惜敗した。
鈴木主将は「全国が中止になり悔しかったけど、最高の仲間と4試合できてうれしかった」と振り返った。高橋貴博監督は「自粛中も自主練習をしっかりやる姿に感動した。今後も、何をやるにも一生懸命やってほしい」と激励した。
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