神奈川オリジナルの柑橘「湘南ゴールド」の生育段階で摘果される青い果実を使った新たな商品開発プロジェクトが、産学官民協働で行われている。皮に含まれる成分に着目し、菓子の材料にする計画。商品価値の低い青い果実の有効利用、県が取り組んでいる県西地域の農産物を活用した未病を改善する商品につながると、関係者からの期待は大きい。
同プロジェクトは、神奈川県のサポートのもと、横浜薬科大学(横浜市)、NPO法人総合医療研究機構(湯河原町)、不二製油(株)(東京都)の協働で進められている。
県は2015年から、同大学と西湘地域の農産物を活用した未病を改善する商品の開発に取り組んできた。その過程で同大学の原巌教授は、湘南ゴールドの皮に含まれる成分が高血圧症に有効に働くことを発見した。苦味のある皮をどのような方法で商品化につなげるのかが課題だったが、皮を一度粉末にし利用することで解決を見た。
湯河原町内の農家が協力
かながわブランドでもある湘南ゴールドは、一般的なミカンより生育時間が長く、肥料のコストもかかることから、協力してくれる農家探しに難航した。だが今年はじめに、湯河原町内の柳澤農園(柳澤克己代表)の協力を得ることができ、本格的な試作品づくりへの目途が付いた。柳澤代表は「話を聞き、将来的にも取り組む価値のあるプロジェクトだと思った」と話した。
10月21日、同ファームで関係者のほか、シニアボランティアのシニアネットワークおだわら&あしがらのメンバーも参加し、通常より約2カ月早い段階の緑色の湘南ゴールド約500kgが収穫された。果実は、熊本県の工場で粉末にされたのち、試作品作りが行われる。クッキーやバームクーヘンなどの案が出ているという。プロジェクトのメンバーは「試行錯誤を繰り返しながら、消費者にとってベストな商品を作りたい。来年には流通させることができれば」と話している。
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