小田原の耕作放棄地に繁茂し過ぎた竹林を伐採し、竹材として地域に役立てたい―。本来なら廃棄されるはずだった素材に、新たな命を吹き込もうというプロジェクトが市内で進んでいる。資源利活用に向けた有志たちの活動を追った。
11月8日、市内国府津の交流スペース「ブレンドパーク」は、不要なものにアイデアを加え価値あるものに変える「アップサイクル」イベントでにぎわっていた。
竹細工職人の本多典子さんは、同プロジェクトを企画した建築士の杉山大輔さんらが市内沼代の耕作放棄地で11月1日に開催した竹林伐採イベントで切り出した竹を使い、竹かごなどを製作した。「しなやかだけど丈夫で、捨てても土に還るのが竹細工の魅力。日常の中に取り入れ、竹の良さを感じてもらいたい」。そう話す本多さんのブースでは、竹のオーナメントづくりのワークショップも開かれ、来場した多くの親子連れなどが制作を楽しんでいた。
伐採イベントにも参加した開成町在住の50代の男性は「耕作放棄地には、これだけ多くの『資源』があることに驚いた。こうした取り組みは小田原だけで終わらせず、世界に広まってほしい」と話していた。
杉山さんら有志は、切り出した竹の一部を市内の漁港で海水に漬けるなどし、防腐効果を持たせた竹垣づくりにも取り組んでいる。竹垣を地域の施設や住宅などに設置し、市街地の景観向上につなげたいという。「イベントを通じた素敵な出会いも多く、開催して良かった。山と海と街をつなぎながら、今後も定期的に続けたい」。地域活性化の未来を見据え、杉山さんが力強く語った。
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