小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年7月10日
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昨年に続き今年も新型コロナの影響で開催中止となった小田原市根府川の寺山神社祭礼と鹿島踊り。同神社鹿島踊保存会(内田正之会長)は、2年連続中止で存続の危機を感じた若い世代からの声を受け、来年の開催に向け6月19日に練習を開始した。
鹿島踊りは毎年7月の第3日曜日に行われるもので、悪疫退散などを願う神事舞踊。白装束に身を包んだ氏子25人が、古くから継承されてきた歌と踊りを円舞と方舞の組み合わせで披露する。
7月4日、根府川公民館で行われた練習には25人が参加した。内田昭光さんと広井博直さんの2人の指導のもと参加者は、言葉の読みやリズムに注意しながら繰り返し歌った。指導した内田さんは「皆誇りを持って臨んでいる。伝統を絶やさず伝えていければ」と話した。「近年後継者問題などで途絶えた郷土芸能があるなか、若い人からの声は力になる」と内田会長は話した。同会は、今後毎月2回練習を行う。
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