猫の現実、子どもたちに 大学生が絵本を制作

社会

掲載号:2021年10月30日号

  • LINE
  • hatena
 絵本の見本を持つ鈴木さん(右)と佐々木さん
 絵本の見本を持つ鈴木さん(右)と佐々木さん

 小田原市に住む大学3年生の鈴木日向子さんと佐々木和奏さんが、猫と暮らす前に読む絵本「ぼくわからないよ」を制作し、市内の小学校、図書館などに寄贈しようとクラウドファンディング(ウェブでの資金調達)を呼び掛けている。

 きっかけは今年の初夏。鈴木さんが企業のインターンに応募する際の課題が「放って置けない事をクラウドファンディングで解決する」だった。鈴木さんは保護猫活動に携わる父親の影響で野良猫の保護や不妊手術、里親の譲渡会などを手伝っていたことから、テーマを猫にまつわる社会問題に決めた。

 下調べを進める中で、飼育放棄などにより、全国で年間2万7000頭以上の猫が殺処分されていることを知った。鈴木さんは「なぜ最後まで世話をすることができないのか」を考え、「一緒に暮らし始めてから育てる大変さに気づくから。猫のことを知る機会がないからでは」と仮説を立てた。中学時代からの友人の佐々木さんにも相談し、「かわいいだけじゃない猫の現実を、子どもたちに伝えたい」と絵本の制作と小学校への寄贈を思い立った。

 二人は何度も話し合いながら、絵本の内容を吟味。絵本では、飼い主に捨てられた子猫と野良猫の対比を描いた物語を創作し、不妊治療を行なった証として耳の一部をカットする「さくらねこ」の存在についても盛り込んだ。挿絵は秦野市で保護猫活動を行うイラストレーターの藤本雅子さんに依頼した。

 10月15日にクラファンサイト(【URL】https://camp-fire.jp/projects/view/496249)に登録すると、2週間経たずに目標を上回る30万円以上が集まったが、「寄贈の範囲を広げたい」と11月30日(火)まで協力を募るという。二人は「全国の小学校に届けたい」と意気込みを語った。(問)「ねこまえプロジェクト」検索

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

箱根町役場で献血

箱根町役場で献血 文化

1月25日 正面駐車場で

1月22日号

新戦力加入で大幅補強

湘南ベルマーレ

新戦力加入で大幅補強 スポーツ

2022シーズン新体制発表

1月22日号

クリニック併設 安心の住まい

クリニック併設 安心の住まい 社会

22日・23日 試食付き見学会

1月22日号

特設サイトを開設

真鶴町 公園づくりプロジェクト

特設サイトを開設 文化

情報拠点目指す実証実験

1月22日号

東儀秀樹コンサート

チケット販売中

東儀秀樹コンサート 文化

タウンニュースホール

1月22日号

織り姫を募集中

湘南ひらつか七夕まつり

織り姫を募集中 文化

1月31日締切

1月22日号

あっとほーむデスク

  • 1月22日0:00更新

  • 1月15日0:00更新

  • 1月8日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年1月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook