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ベトナム語でラジオ放送 日本の生活に安心感を

社会

公開:2022年12月10日

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初回の収録をするトランさん(11月29日)
初回の収録をするトランさん(11月29日)

 小田原市や近郊で生活しているベトナム出身者に向けて、ベトナム語のラジオ番組「ベトナムの風」の放送が、12月4日からFMおだわら(87・9MHz)で始まった。

 パーソナリティを務めるのは、リバティ小田原日本語学校の事務局長、トラン・スン・トゥイさん(36)。9歳から9年間日本で暮らした経験があり、2018年に再び来日。トランさんは「環境の違い、文化の違いを正しく理解して、日本の生活を楽しんでもらえたら」と意気込みを話す。防災情報やごみの出し方、イベント情報をはじめ、「除夜の鐘」「年越しそば」など、日本ならではの文化、風習も発信。今後は素朴な疑問なども募集していく。

 番組制作の発案者は、市と包括連携協定を結ぶ株式会社博報堂の小林パウロ篤史さん(47)。小林さんは20年に小田原に移住し、今年4月から包括連携協定アドバイザーを務めている。小学生の時に母親の故郷エクアドルを訪ねた際、日本人牧師のラジオを聴き「ホッとした」と振り返る。異国での経験から、「ラジオは近くで語り掛けてくれる、安心感があるメディア。居場所をつくる上で一つの有効な手段」として、「外国語による番組」を企画した。

 ベトナム語とした理由は、市内の登録外国人の中でもベトナム人が570人とフィリピン人と並んで多いことから。放送は毎週日曜日、正午から30分間。内容は隔週更新される。

小林さん(右)、リバティの長峯信哉校長(左奥)らも収録を見守った
小林さん(右)、リバティの長峯信哉校長(左奥)らも収録を見守った

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