小田原市は1月10日、2023年度の市民功労賞2個人1団体と市民栄誉賞3個人の受賞者を発表した。
市民功労賞は、学術・文化・教育・福祉など、さまざまな分野で功績のあった人や団体などを表彰するもの。受賞者は次の通り(五十音順)。
▽小田原民俗芸能保存協会/1973年発足。小田原地方の民俗芸能の伝承と保存、普及啓発に努めている。 現在8団体が加盟。発表会や講座を開催し後継者育成にも取り組む。▽小野康夫(おのやすお)さん/ 2014年から23年まで小田原市社会福祉協議会会長として、各種関係機関などとの連携強化を図り、包括的な相談支援の構築や成年後見利用促進の体制づくりに尽力。地域共生社会の実現に向けて大きく貢献した。▽蓑宮武夫(みのみやたけお)さん(故人)/地産エネルギーを市民と創る、ほうとくエネルギー(株)を設立。市民と行政一体で進めた「無尽蔵プロジェクト」で推進アドバイザーとして地域資源掘り起こしに寄与。小田原縁の映画制作支援や映画祭開催に尽力するなど多方面で貢献した。
市民栄誉賞は、スポーツや芸術などの分野で国内や世界で大きな記録を樹立したり成果をあげるなどして、市民に明るい希望と誇りを与え、小田原の名を高めた人や団体を表彰するもの。受賞者は次の通り(同)。
▽天野開斗(あまのかいと)さん/23年10月にポルトガル で開催された柔道 世界ジュニア選手権大会に 81 kg級の日本代表として出場、優勝した。▽大野流畏斗(おおのるいと)さん/23年11月にメキシコで開催されたソフトボール第14回男子U18ワールワールドカップで、日本代表として優勝した。▽三浦尚子(みうらなおこ)さん/23年5月にアメリカで開催されたフットゴルフワールドカップ2023で、日本代表チームの主将として出場した女子団体戦で優勝、女子個人戦で3位となった。
受賞者への贈呈式は小田原三の丸ホールで2月4日(日)午後1時30分から開催される。
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