小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2024年2月24日
エリアトップへ
神奈川と静岡の未来をひらく「伊豆湘南道路シンポジウム」が2月10日、小田原三の丸ホールで開催され、関係者や一般申し込み者などでほぼ満席となった。
伊豆湘南道路とは神奈川県西部地域と静岡県伊豆地域を結び、両県の新たな東西軸となる構想路線。石原良純氏を総合司会に迎え、名古屋大学大学院環境学研究科教授の中村英樹氏が「成熟時代に求められる機能階層型道路ネットワーク」について講演した。中村氏は「現代の国内道路は、鉄道で言えば、新幹線と各駅停車しかない状態。道路機能の差別化が必要。伊豆と湘南のミッシングリンクの完成が求められている」と語った。
後半は守屋輝彦小田原市長、齊藤栄熱海市長、大久保あかね氏(静岡県立大学経営情報学部ツーリズム研究センター教授)、高橋眞己氏(万葉倶楽部株式会社取締役副社長)、秋元美里氏(株式会社まるだい運輸倉庫代表取締役社長)の5人のパネリストを招き、観光、物流、災害などの視点からも議論し、「神奈川と静岡が一体化し取り組むことが大事」と結んでいた。また、小田原北條太鼓の会と小田原ジュニアバンドによる演奏で来場者をもてなした。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|