小田原市と花王コスメプロダクツ小田原(株)、花王株式会社小田原事業場が2月9日、おだわらイノベーションラボで包括連携協定を締結した。
締結式では守屋輝彦市長と宮崎美孝代表取締役兼事業場長が協定書を取り交わした。同協定は相互連携を図り、それぞれの保有する資源を有効活用することによる持続可能なまちづくりの推進が目的。スポーツの振興、環境保全の推進、若者の活躍、教育環境の充実の4つの連携項目が挙げられた。
今後については、日本女子ソフトボールリーグに所属する「花王コスメ小田原フェニックス」が近隣中学生へのソフトボールの普及や部活動に携わる教員の負担軽減に貢献。使用済み詰め替えパックの回収ボックスの設置や、双方の若手職員の交流会、市内中学校の2年生を対象にした職業体験などの取り組みを行っていくことを発表した。
守屋市長は「連携協定の前からおだわらSDGsパートナーやMIRAIアワードの協賛などご協力を頂いた。今後さらに連携を深めていきたい」と話した。宮崎代表取締役は「前身のカネボウのときから小田原市で化粧品の生産を行ってきた。皆さまとの協力・協同活動を通して地域への貢献をしていきたい」と語った。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|