津波で被災した標本を救え 地球博物館がレスキュー
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2011年7月2日
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届いた標本の台紙を取り替える
県立生命の星・地球博物館（市内入生田）が、陸前高田市立博物館（岩手県）の植物標本を修復している。同館は大震災で職員のほとんどが亡くなり、標本も浸水。緊急修復の呼びかけに、地球博物館を含む全国の博物館が応じたという。現地からは５月中旬に約２００点の標本が到着。学芸員とボランティアの手で標本を真水で塩抜きし泥やカビなどの汚れを筆などで取り除いて乾燥させた。学芸員の大西亘さんは「今後も要望があれば実施したい」と話している。
また、修復作業の様子や救出した標本を展示する『全国に広がる博物館資料救済活動』を開催中。２階ミュージアムライブラリー入口「企画展示コーナー」で７月中旬までを予定している。入場は無料（常設展は有料）、毎週月曜日、奇数月の第２火曜日休館。
問合せは17時15分まで【電話】０４６５（２１）１５１５、以降【電話】０４６５（２１）１５２６地球博物館まで。
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