女性目線で「キレイ」お届け エステティシャンが被災地で施術
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2011年7月16日
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一人ひとり丁寧に施術が行われた
（株）プロウィンズ（高橋亜希代表取締役）の女性被災者支援『キレイで心を豊かにし隊』が先月20日と21日の２日間、宮城県の南三陸町で支援活動を行った。
市内酒匂のエステサロン『Ｆｅｌｉｃｅ』のスタッフからなる同隊。今回被災地に出向いたのは４人の隊員とブログを見て賛同した同業種の２人の計６人からなる女性たちだ。
食品、日用品などの物資の提供と共に、フェイシャルやマッサージなど、20代から60代の女性を中心に、２日間で約１００人に施術を行った。施術を受けた人からは「お化粧をして、久しぶりに女性に戻れました」など、喜びの声が寄せられた。
また、酒匂のケーキ屋『イマヤ』が提供した２００人分のクッキー４００枚も届けられた。クッキーには酒匂中学３年生からの応援メッセージが添えられている。
８月中旬に再度被災地を訪れる同隊では現在、虫除けのスプレーやＴシャツ（新品）などの支援物資を募集している。
問合せは同社事務所【電話】０４６５（４９）８８２８まで。
繋がりよ届け
『Ｆｅｌｉｃｅ』の支援活動を耳にした鴨宮駅北口のレストランバー『カバーチェ（長嶋仁志オーナー）』が賛同。暗いニュースばかりの今を笑って吹 き飛ばそうと７日〜９日、七夕浴衣ナイトを開催した。３日間に渡り支援物資を募集、トイレットペーパーや飲料水などの物資を手にした多くの浴衣姿の客が訪 れた。物資は８月に被災地に一緒に届けてもらうという。
９日には落語家や芸人を呼んでのライブも開催した。「声を大にして言うと、誰かしら何かしら返してくれる。今回もそれぞれが助け合って実現した、人との繋がりでできたもの。被災地にもこの繋がりを届けたい」と長嶋オーナーは話す。
同店では他にも被災地支援活動や、食事だけではなく、楽しみながらエコに取り組む活動なども企画している。長嶋オーナーは「色々な支援の方法がある。気軽に参加してほしい」とコメントした。
想いを込めたクッキー
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